“世界の記憶”(Memory of the World)とは、1992年にスタートしたユネスコの事業で、世界各国に保管されている文書や書物、楽譜や手書きの写本、絵画、地図、ポスター、映画などの記録物を登録し、後世に伝えていこうとするものです。また、これらの記録物をデジタル化して保存し、誰もが容易に参照することができるようにすることも目的のひとつになっています。
東寺百合文書は2014年3月に日本ユネスコ国内委員会のユネスコ記憶遺産選考委員会を経てユネスコへ推薦され、2015年10月10日に世界の記憶に登録されました(→)。